日々のあれこれ – CHOOSE KNIT BLOG http://chooseknit.com/blog CHOOSE KNITのスタッフがニットや商品、ブランドについて書いています。 Sat, 14 Jan 2017 11:11:06 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.20 2017 http://chooseknit.com/blog/2017/01/2017/ Sat, 14 Jan 2017 11:11:06 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=433 寒中見舞い申し上げます。本年もよろしくお願いします。

2017年がはじまってはや2週目が終わり明日から3週目。今年は1日が日曜日だったので、わかりやすいですね。

 

2016年のチューズニットはいろいろと実験をした年でした。
展示会でのインスタレーション「羊のダンス」だったり、レモンのお洋服とか、本屋での流通をはじめてみたり、新しいお取引様との取り組みなどいろいろとチャレンジをさせていただきました。

その甲斐あって、メディア露出も徐々に増え、2017年早々から取材の依頼をいただくなどいい滑り出しです。

 

2013年の11月から始めたCHOOSE KNITは2016年11月で丸3年を迎えました。
・2014年はサービスの基盤づくりの年(新規取引先の拡大・やり方の模索)
・2015年はものづくりの年(新商品や製品の拡充)
・2016年はチャレンジの年(リアルフィールドへの可能性の模索 <実店舗売りへフォーカスした販売方法や伝え方のブラッシュアップ>)

と、それぞれの年でテーマを決めて一歩一歩積み重ねてきました。

ジャンルという会社自体がクライアントの課題を解決する手伝いをしてきたとはいえ、自社でブランドのすべてを運営するのは新しいコトの連続でその度に壁にぶつかりながらもこの3年、たくさんのノウハウを手にいれることができました。

その上で2017年は今まで培ったノウハウを、ユーザーの皆様により「楽しい・嬉しい」と感じていただけるサービスとして還元していきたいと思います。

具体的には

  • 「オーダーニット絵本」シリーズの新作
  • オーダーニットブックシリーズのリニューアル
  • 工場との連携の強化(より早く・より安く)

を実現します。

 

並行して今年は今まで以上に、ニットやアパレル業界の生産者の方とのつながりやノウハウの共有も積極的に行っていけたらと思い、昨年から個人的なブログをはじめました。

こちらでは実体験に基づいたノウハウの共有と、自身のメモとして綴っていきます。

日本のアパレル生産を取り巻く環境に「希望」を少しでもプラスできるよう、今年も奔走してまいります。

 

CHOOSE KNIT
大島宏之

 

 

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アパレルを本屋で売る!?まったく新しいカタチ! http://chooseknit.com/blog/2016/09/tsutaya_sancha_ehon/ Wed, 21 Sep 2016 04:09:07 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=405 先日より三軒茶屋ツタヤさんの児童書のコーナーにて、CHOOSE KNIT 遊べる!オーダーニット絵本シリーズをご展開いただいてます。

絵本シリーズを発売した当初より「本屋さんでやりたい!」と思っていたカタチを実現できました。

 

本としては高単価商品にもかかわらず、リアクションも良く、これから寒くなるにつれギフトとしてご利用いただく機会がどんどん増えてほしいなと思っています。

展開風景はこんな感じ

三軒茶屋ツタヤ_CHOOSEKNIT04

三軒茶屋ツタヤ_CHOOSEKNIT01 三軒茶屋ツタヤ_CHOOSEKNIT02 三軒茶屋ツタヤ_CHOOSEKNIT03  三軒茶屋ツタヤ_CHOOSEKNIT05

 

現在はこれにプラスして、映像も流れるようになっています。

もっともっとたくさんの方に知ってもらいたい「遊べる!オーダーニット絵本」。

アパレル商品を本屋で売る

というまったく新しい試みですが、出だしは好調。

ブラッシュアップしていきたいと思います。

 

これからグッと気温が下がり、ニットの季節本番。

ご興味もっていただける本屋さん、雑貨屋さんなどお気軽にご連絡ください!もちろん洋服屋さんも。笑
infoアットchooseknit.com

 

 

 

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playtime tokyo無事終了! http://chooseknit.com/blog/2016/09/playtime-tokyo-201609/ Wed, 07 Sep 2016 07:15:49 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=397 8/23-25までプレイタイム東京という合同展示会に出展しておりました。

プレイタイム東京はベビー・キッズ・マタニティグッズの合同展でParis , New York , Tokyoと3都市で毎年2回行われています。

 

今回は2017春夏向けの展示会だったので、CHOOSE KNITでも春夏素材を中心に新作を。

そして、今回1番の目玉はチューズニット絵本シリーズの遊べる世界観を、リアルな現場で表現する”遊べる展示”。

chooseknit_03

「羊のダンス♪〜羊の毛からマフラーへ〜」

本展示は「遊びながらものづくりのプロセスに関わってもらう」ことをテーマに製作しました。

“ウール製品は羊の毛からできている”という当たり前のことも、例えばマフラーといった最終製品を見ただけでは改めて考えることはありません。
だからといって、リアルで膨大なプロセスをありのままに伝えることだけでは、子供をはじめとした関心のない人たちへ伝えるのは難しいでしょう。

伝え方のひとつのカタチとして、あくまでも楽しく、軽やかに、ものがたりの中と外をいったりきたりしながら無意識にでも「ものづくりに関わる」ことを体験してもらえたらと思っています。
また、展示してあるウール製品は実際にくるくる巻いてもらった糸からできています。

あなたとわたしたちとでつくった製品が、お気に入りになることを願って。

 

チューズニットが今まで展開してきている商品全てに通底しているテーマの1つである「ものづくりに関わってもらう」ということ。
押し付けがましくなく、楽しみながら、どこか記憶に残る展示ができたのではないかなと思います。

この展示はまだまだ今後もアップデートしていきますし、実際のイベントや売り場へのお貸出しもしますのでお気軽にお問い合わせください。

その他にも引き続き絵本シリーズ大好評でしたし、

chooseknit_01

もうひとつ、この秋冬シーズンからはじめる新ブランドの製品も披露しました。

oshima_03

チューズニットはセミオーダーを贈る コミュニケーションにまでものづくりの我々が踏み込んだブランドですが、

新ブランドは「メイドインジャパンをここから始める」という理念のもと、伝統工芸以外の日本のものづくりのスタンダードをつくるべく、上質で品の良いアイテムを提案していきます。

こちらは既製品での展開なので、販売開始後はすぐお届けできます。

 

今後改めてこちらでもご紹介いたしますが、新ブランドのWEBのほうもよろしくお願いします。(まだペライチディーザーサイトです)

ŌSHIMA the knitting factory / オーシマ

http://oshima1963.jp

 

 

ということで、今回の展示会ではじめてご挨拶させていただいた方も、いつもお世話になっている方も、今後とも引き続きチューズニットをよろしくお願いします!

 

 

 

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種まきの時期 http://chooseknit.com/blog/2016/04/planting/ Sun, 17 Apr 2016 10:17:13 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=392 以前の投稿から、だいぶ間が空いてしまいました。

年明けから今まで、慌ただしく動いてきたのですが四月に入って少し落ち着いています。

いまはこれからに向けた種まきを。

 

想像して、話し合って、また想像して、ノートに書いてみて、作り方を考えて、材料を用意して、つくってみて、加工してみて、俯瞰して、また最初に戻る。

父がやってきたことも、僕がやってきたことも、ずーっとこれの繰り返しだなぁと、父がノートに書いている姿をみてふと思いました。

IMG_1239

 

思っているだけでは何もはじまらなくて、まずはつくってみるというところからがスタート。

つくってみると、何がいけないのかがわかってまた最初からつくってみる。

そんな積み重ねで少しずつ前に進んでいるのだと思います。

手にした人が心地よいと思ってもらえるものを。

 

 

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今年もよろしくお願い致します! http://chooseknit.com/blog/2016/01/happy-new-year2016/ Wed, 06 Jan 2016 03:21:08 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=385 2016_ck

 

新年明けましておめでとうございます。2015年も沢山のみなさまに支えられ、沢山のみなさまと関わることができ充実した一年でした。

本当にありがとうございました。

はじまったばかりの2016年。とてもワクワクしています。

CHOOSE KNITは昨年末2歳をむかえ、人間でいったらようやくよちよち歩けるようになったところでしょうか。

まだまだ1人では遠く迄行く事はできませんが、ご利用いただく方たち、お取引先の方たち、ものづくりを一緒に行っている仲間、

沢山の素敵な方達と共に、新しい景色を見たいと思っています。

 

 

また、今年はさらに新しいサービスや商品を提案すると共に、今迄の商品・サービスの改善も積極的に行って参りますので、ご期待ください!

 

よりご利用いただく方と近くで、我々のつくるモノを通じて楽しく対話ができるよう、

今年も、言い訳することなく、ものづくりに対して真摯に、丁寧に、愛をもって取り組んでいきます。

 

本年も何卒よろしくお願い致します。

CHOOSE KNIT ブランドディレクター
大島宏之

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オーダーニットで世の中をわくわくさせるということ http://chooseknit.com/blog/2015/09/order-knit-exciting/ Mon, 28 Sep 2015 14:34:50 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=330 センケン新聞20150909

先日、繊維業界の業界紙「繊研新聞」さんに僕のインタビュー記事を掲載いただいた。

インタビュー内容に関しては、是非一度読んでいただきたい。
記者の大竹さんは僕が熱っぽく話した沢山のことを、丁寧にまとめなおしてくださった。ありがたいです。

インタビューに限らず、打ち合わせや商談など、自分の考えややっていること・これからの展望などを話す機会には事欠かない。
そうやって誰か自分以外の方に、自分のことを説明することを繰り返していくと、自分の伝えたい事をスムーズに伝えられる言葉ややり方をだんだんと覚えていく。

はじめのほうの話はやはり洗練されていなかったな、と今思い返したりする。

そうやって、先のことを考える難しさを思い知るのだけど、こればかりはトライアンドエラーを繰り返すしか無いと思っている。

そう、話を本筋に戻すと、今改めて「チューズニットをはじめた理由」を考えてみている。
”改めて”というのは少し語弊があるな。。。はじめた理由は”常に”考えているから。

でも、やはり僕の中での”はじめた理由”も洗練というか、あるべきカタチになってきていると思う。

例えば最近、テーマをみなおした。というか、”テーマ”はブランド立ち上げの前から常に自分の中にあったが、それを改めて言葉にした。

テーマは「日本のアパレル製造業が世の中をワクワクさせる」ということだ。

そしてこう続く。

「日本のアパレル製造業が世の中をワクワクさせる」をテーマに、ニット製造を生業としてきた我々がギフトシーンやコミュニケーションの分野にも踏み込んだまったく新しいアプローチで、ニットで世の中をワクワクさせる。

これがテーマと我々のステートメントだ。僕の目指すゴールでもある。父の工場と一緒に何かをしたいと思った時からずっと、このテーマは頭の中にあった。
でも改めて今、言葉にして、客観的に眺めてみると、とてもクリアになった。

チューズニットというブランドは、このテーマを実現する為の1つの方法だ。
ニットのオーダー方法(選び方)をいろいろなカタチで提供し、それ自体をブランドのストーリーに組み込むことで、今までアパレル製造業、つまりファクトリーが提供できなかった領域まで踏み込んで、ブランドを取り巻く人たちとつながる。

日本のアパレル製造業はとてもジリ貧だ。これはまた別の機会に掘り下げるが、この大きな流れは”淘汰”の過程だ。
ここで生き残れなかった工場は、当然、淘汰される。それはそうあるべきだとか、そうあるべきじゃないとか、そんなレベルの話ではなく、とても大きなとめられない流れだ。

そんな中で、淘汰を免れ、適応するには工場は何をすればいいのだろう?

僕はそこをなんとかしたい。
今まで通りのやり方で生き残れるところはとてもわずかだ。ならばそれ以外の工場は、少しカタチを変えるか、”淘汰されるシステム”自体、ルールを変えていくしかない。
本質的に、工場が生き残っていく為には、、、
そんなことを考えるとき、僕はさっきのテーマにたどり着くのだ。製造業はもっと前に出て、”メーカー”になっていかなければならない。ブランドになっていかなければならない。ものをつくるだけではダメなのだ。

その答えとして、いまのチューズニットのカタチが、100%だとはまったく思わない。
ただ、「オーダーニットで世の中をワクワク」させることはまだまだできると思う。

先日同じ世代の百貨店の人間と話していたときに、「もっと僕らもどんどん外の血をいれていかなきゃ、行き詰まってしまうんです」と心底危機感を持っていた。
そんな人たちともっと仕事がしたいし、僕らだから提案できることもあるだろう。

 

オーダーニットで世の中をワクワクさせるために、まだまだやれることは沢山ある。

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レーザーカッターでチューズニット君 http://chooseknit.com/blog/2015/09/lasercutter/ Fri, 04 Sep 2015 15:37:28 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=322 IMG_4432

酷暑だった今年の夏も、もう終わりですかね。
暦の上ではとっくに秋。
夏が終わってしまうのはいつもなんだか寂しいです。

しかしそんなことも言ってられず、小売りの現場ではお盆過ぎから秋冬物の立ち上がりを迎え、いよいよ本番といったところです。

うちの商品も三越伊勢丹さんの府中・浦和・広島 と展開をいただいています。

秋といっても今はまだまだ暑いので、なかなかマフラーやウールのニット製品というのは出にくく苦戦しておりますが、売場のスタッフの方を中心にいろいろと勉強になるご意見をいただいています。

今年の秋冬は昨年よりもラインナップが増えていますし、お取り扱いいただく店舗も増えました。
これを機に、ポップアップショップでいつも同じようにディスプレイいただけるよう、マフラーを展示できる什器をつくりました。

こんな感じ。

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レーザーカッターでつくっています。
レーザーカッターは渋谷のFabcafeでお借りしました。

こちらシナ合板という合板を使っているのですが、レーザーカッターで切り抜けるのがシナ合板の中でも、真ん中までシナ材でつくってある”シナ共芯合板”というモノでなくてはならず、、、探しに探しました。

で、都内の主要なホームセンターでは見つからず、、、結局東急ハンズ!さすがの品揃え。はじめからハンズに聞いておけば良かった。。。

そんなこんなで無事素材を手に入れられたので、切り抜くデータを作成しレーザーカッターへ。
いやぁレーザーカッター楽しい。
スゴい楽しい。

スタッフさんのとても親切な対応により、思い通りのいいものができました。

これらを事務所に持って帰り、仕上げ作業。これが以外に大変。
フチをやすりかけて面取りして、表面も1200番とかのヤスリで磨き上げ、最後はオイルフィニッシュ。

いやぁいいのができました。脚というか面を支える背面部分はバラして平たくできるように、組み立て式。
これで配送にも耐えられる。

完成!チューズニット君

サイズは大人サイズのビッグと子供サイズのスモールがあります。

今後はお取り扱い店様へはこちらも一緒に納品させていただきますのでよろしくお願い致します。

いやぁほんとに我が子のようにかわいい。
そしてやっぱりマフラーは巻いてあるディスプレイのほうがシズりますね。

うん、いい。

そんなことをしつつ、ポップや商品も用意して、などなど、店舗で扱っていただく際には結構細かい作業(事務的なものも含め)があるもので
八月後半はバッタバタでした。

これから9月中旬には アッシュペーフランスさんが渋谷ヒカリエに開く新店舗 「rooms JI-BA」でもご覧頂けるようになります。
すっごい楽しみだ!!!!

こちらはまたこちらだけのディスプレイを考えていますので、このあたりも制作プロセスも含め、レポートしていけたらと思います。
また別途、オープン告知など改めて!

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羊とかコットン(豚!?)とかが運ばれてきます http://chooseknit.com/blog/2015/07/inthepost/ Thu, 30 Jul 2015 07:14:01 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=317  

オーダーニット絵本のシリーズを発売してから、弊社のポストには羊とかコットン(豚!?)とかが運ばれてきます。

その様といったらもうかわいいのなんのって。

ポストに届いてるのを見つけるたびにとても嬉しい気持ちになりますし、「よくここまでたどり着いてくれたなぁ」とかなんだか親心のような。とても和みます。

オリジナルの「センキュー切手」にも、いろんな場所の郵便局で押された消印があるわけなんですが、消印を押してくれる人もきっと気を使ってくれているのか、おじさんの顔からずらして押してくれてます。

羊やコットン(豚?)をポストに入れて送ってくれたお子様も・親御さんも、切手に消印を押してくれて配達してくれる郵便局のみなさんも、そしてこのあと生産をする我々も、さらにそれらを配達してくれるヤマトの人も。

見えるだけでも沢山の人たちの手を介して、我々の商品・製品は人から人へ届きます。

そんなことを思うと、ポストに羊がいたときはとても嬉しい気持ちになります。
この商品を展開できてよかったなぁと。

この感動を伝えるのはとても難しいのですが、こんな風に我々が喜んでいるように、製品が届いたときお客様も喜んでくれたらなぁと思いつつ今日もがんばります。

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お客様アンケート http://chooseknit.com/blog/2015/07/enquete/ Wed, 15 Jul 2015 02:49:15 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=313 前回の投稿から間が空いてしまいました。。。
こんにちは。大島です。

チューズニットでは、ブランドスタート時から今までずっと続けている事があります。
それはお客様に製品を発送する際に、アンケートを同封していることです。
返信用の封筒も入れ、A4一枚のアンケート用紙を同封しています。

返信いただく割合は、約7割といったところ。かなり高いと思います。

なぜこういった事をやっているかというのは多くのサービス・ブランド運営者のみなさまと同様、「お客様の生の声がききたい」からです。

我々は小売りのノウハウが無いところから始めたチームなので、勉強は積極的にしていますし、吸収できるものはなんでも吸収しています。

その中でお客様の生の声 というのは非常に参考になりますし、励みにもなります。そして何よりそういった生の情報は我々のとても大事な財産になっています。

アンケートの中身について少し説明をすると、ざっくりわけると以下のことにこたえてもらっています。

  1. どの製品をオーダーしたか
  2. 製品の仕上がりは想像と比べてどうだったか
  3. 製品の色は想像と比べてどうだったか
  4. オーダーまでのわかりやすさはどうだったか
  5. 製品到着までの期間はどうだったか
  6. コメント(他にどんな製品があったら嬉しいですか?)

それぞれの項目に対して我々の意図を追記するとこんな感じになります。

  1. どの製品をオーダーしたか
    ∟どの製品に対しての意見かを知る
  2. 製品の仕上がりは想像と比べてどうだったか
    ∟チューズニットは製品をカタログで見てオーダーいただくため、実物が到着してからの満足度を知りたい
  3. 製品の色は想像と比べてどうだったか
    ∟2に同じで、色味が想像通りか知りたい
  4. オーダーまでのわかりやすさはどうだったか
    ∟オーダーフローにおいて、改善点を見いだしたい
  5. 製品到着までの期間はどうだったか
    ∟製品到着までの期間が満足度にどの程度影響するのかしりたい
  6. コメント(他にどんな製品があったら嬉しいですか?)

 

もっともっと細かくすることはできるのですが、我々にとっては上記でも充分参考になります。

そして、やはり我々がブランドである以上、お客様のニーズを源泉として製品をつくるのではなく、我々の考えや思想を源泉として製品の提案を行っていくべきだと考えています。

なのでお客様からいただくアンケートは我々にとっての「正解」ではなく、参考にすべき貴重な意見です。そしてお客様とのコミュニケーション手段の1つであると考えています。
とても満足いただけている様子を拝見できると、とても励みになりますし、やっていてよかったなと本当に思えます。
コミュニケーションという事に関していうと簡単に物事を処理できてしまえる時代ですが、手書きで伝えていただけるご意見はなんてあたたかくパワーのあるものだろうと、アンケートを頂戴するたびに感じています。

がんばろう!

 

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グーグル とリーバイスのコラボニュースをみて思う事 http://chooseknit.com/blog/2015/06/google-levis/ Tue, 02 Jun 2015 13:49:41 +0000 http://chooseknit.com/blog/?p=302 先日こんなニュースが流れていました。

【ギズモード:グーグルとリーバイスのコラボが、ジーンズに新たな未来を吹き込む 】

http://www.gizmodo.jp/2015/06/post_17247.html

【WWD:グーグルがリーバイスと組んで次世代ジャカードのジーンズを発表 テキスタイルはメード・イン・ジャパン】

http://www.wwdjapan.com/fashion/2015/05/30/00016666.html

 


アパレル業界及びファッション情報のメディアであるWWDとガジェットやデバイス、ITに関わるニュースのメディアであるギズモードが同じトピックスに対してニュースにしているのも非常に興味深いですし、このタイトルの差だけでもいかに日本のアパレル業界が内向きなのかがわかります。

WWDは「テキスタイルはメード・イン・ジャパン」と記していますが、ギズモードは「ジーンズに新たな未来を吹き込む」のみ。
このタイトルの差は、ITを取り巻く環境は「世界標準」が基本なのに対し、アパレルは「日本」が基準であることを示していると僕は思います。

 

僕はアパレル業界の外から入ってきた(入ってるっていう感じでもないのですが)人間なので、ブランドを立ち上げてから今までアパレル業界に対していろいろと「変だなぁ」とおもうところはありました。

すごくアナログなところが悪い意味で残っているし、テクノロジーやデジタルな事に対してのリテラシーが著しく低い。

この雰囲気はインターネットメディアが沢山台頭した数年前の、雑誌業界と似ているなぁと思います。

新しいものに対して気になりつつも、今までのやり方から抜け出せず、それを否定することで自分の立場を守ろうとする。
これはとても日本的な考え方だなと思います。今、ネットメディアは当たり前になり、その中には相当数の雑誌出身者がいるはずです。

これからのアパレル業界も、デジタルなコミュニケーションはもっともっと当たり前になっていくでしょう。
その中で、かつての雑誌とネットメディアの関係性の中でその間を繋ぐ「トランスレーター」が必要とされ、しかもそれはまったく別の業界の人間が担ってきたように、アパレル業界もとても大きな変化が起こって行くのではないでしょうか。

 

 

 

 

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