展示会から商談へ

CHOOSE KNITの考え方,未分類 — chooseknit @ 3:31 PM

今年のゴールデンウィークも本日で終了。

程よく休みつつ、いろいろなことを考える時間もとれたので、有意義な連休でした。

会社員だった頃は、連休や週末になると自然と「休み」モードになれたものですが、自分で会社をやりはじめてからはずーっと考え続けてしまうので
意識的に休みをつくることが本当に大切だなと思います。

さて、連休後は、CHOOSE KNITの商談の機会がいくつかあります。
CHOOSE KNITはブランドとして立ち上がってから1年半弱経ちますが、今までに展示会は合同展示会であるroomsに2回ほど出させてもらったのみです。

展示会に出展する目的といえば「新規ビジネスの創出」です。
展示会で新しい人や会社と出会い、そこから新しいビジネスがはじまる。端的に言うと、それにつきます。
その為には展示会を開いたり出展したりするだけではなく、その後(もしくはその場)の商談が必要になってきます。細かい話をつめなきゃならないので。

これは完全にうちのブランドだけの話ですが、展示会で知り合った様々な方達と、改めてアポがとれ、商談にいたる機会というのは正直多くはありません。
商談にいたるまでにいくつかハードルがあるためです。

いい機会なので、ちょっと細かく書いてみますね。
というのも、僕がブランドを立ち上げてから、商品の流通手段についていろいろと模索していたとき参考になる回答はあまりありませんでした。
それは1つには「商品のターゲットや価格毎に流通手段がまったく違う」
もう1つは「展示会を開催している各社の公表しているデータが、1番知りたいところまで出ていない」
からです。

1つ目の理由はもはや自身でトライアンドエラーを繰り返すしかないのですが、2つ目の理由については僕は常々もう少し公表して欲しいなと思っています。

どんなデータが欲しかったかというと、
・開催期間中に名刺交換した平均枚数
・そこから商談に至った割合
です。

もっとつっこんだところで、その商談から発生した流通金額の平均なども出てたらいいですが、まぁそれはいろんな見方ができてしまいますしなかなか
データも集まらないと思うので出てなくても問題ないですが。

上記2点は、展示会に出展したどの会社も数を数えていると思いますし、そこから商談に至ったかどうかも把握しているはずです。
後日アンケートをきっちり取れば、強力なナレッジとして積み上げていけると思うのですが、どの展示会会社もこのあたりのデータが出ていない。

だから、新規参入しようと思うと、どの程度を成果目標にしていいのか、どの程度見込めるのか、が全然わからないのです。
まぁうちみたいにまったく異業種から、小売りやメーカーをやろうとする人はあまり多くないのかもしれませんが、そういった参入障壁は
情報の共有で低くしていくべきで、そうしないと展示会会社も新規が増えないと思うんですけどね。。

特に我々のようなファクトリーブランドはもっともっと増えていけばいいと思うし、増えていかないとそもそも盛り上がらないと思う訳ですが
みんな情報共有はしようとしてないというか、できないというか。あんまり活発じゃないんですよね。

新規参入自体はどんどん増えるべきで、そうしないと自然な淘汰も進化もおきず、商品や製品もよくなっていかないですし。

うちはまったく異業種からの参入なので、小売り業界の流通の仕組みとか、疑問に思う事が結構あります。
業界的には当たり前、なのかもしれませんが。。。結構文化が違うなと思う事がたくさんあるので、これからはせっかくなので、そのあたりをこのブログにも
つづっていこうと思います。

ちょっと長くなったので、詳細は後日あらためて!

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